岸優太を哲学したい

映画オタクが岸くん沼にはまるとこんなことを考えますの典型

秋の人へ送る拙いラブレター

岸くんは〝秋の人〟。そういう意識がわたしのなかに常にある。彼自身、自分のことを「夏男」と評している。悪くはない。確かにそうだ。彼の風貌、キャラクター、パブリックイメージが、ひたすらに「岸優太は夏男」だと言っている。まったくもってまことにそ…

「岸くんと私」 宇宙を漂う旅人の手記

私にとって、アイドルに恋することは宇宙を旅するようなものだ。アイドルとは壮大なロマンであり、果てなき夢に溢れ、未だ解き明かすことのできない謎を秘め、無限の魅力を持て余している。ひとたび彼らに惹かれてしまえば、たちまち強大なブラックホールに…

きしくんとみたい映画/その1

Duet6月号、岸くんが近況についてこう述べていた。「洋画を観るのが多いよ。今はマフィア系にハマってる」マフィア系・ギャング映画といえば、映画ファンはたいがいオールタイムベストに挙げるし、どんなに古くても今もなお色褪せない名作が数多くある。そん…

きしかい幸福論

まるで誰かのサプライズバースデイでクラッカーを鳴らす瞬間のように、「せーのっ」と声をひそめた岸くんは、少年のようにキラキラした目で周囲を見渡し大きく息を吸い込んだ。 「ハッピー、バースデイ!」 その後方、彼からすれば左後ろに、海ちゃんは立っ…

彼らは何者か? -「未満警察」に寄せた期待値

そもそもオリジナル版は「彼女が欲しいという不純な動機で夜の街に繰り出したところたまたま事件に遭遇し、意図せず真夜中の街をあちらこちらと駆けずり回ることになってしまった」という偶然によって引き起こされる若者ふたりの一夜を映したクライムストー…

俳優・岸優太に想いを馳せてしまった映画 ①

「fukushima 50」を観た。 佐藤浩市×渡辺謙主演!映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)予告編 2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、未曾有の事態を防ごうと現場に留まり奮闘し続けた人々の知られざる姿を描いた…

笑顔にさせるでもなく、笑顔にできるでもなく、笑顔を生み出すひと

「岸くんは、〝笑顔にさせる〟人でも、〝笑顔にできる〟人でもなく、〝笑顔を生み出す〟人なんじゃないかな」 「笑顔」がテーマである先日の少年倶楽部を見終え、私はふとそんなことを思った。 岸くんの周りは、いつだって笑顔に溢れている。彼らの微笑まし…

私に春をもたらす「なのはなイエロー」

彼の色は「ひまわりイエロー」と称されているけれど、私はこっそり、心のなかで「なのはなイエロー」と呼んでいる。髙橋海人くん。私にとって彼の存在はささやかな心の灯であり、誰よりも柔らかく私のの心を解きほぐしてくれる、まさに「春の歓び」みたいな…

エースが背負う「かばん」と、最年長が抱える「かばん」

「変化」は「お守り」のようなもの、と彼は言った。 デビューして一年。MOREで取り上げられた特集の見出しは「Change it! 変わり、変わらず、変わらせず」。自分たちでは変わることも、変わらないことも、恐らく全く意識できなかったであろう躍動の一年を経…

不器用なピューリタンに愛の言葉を

私にとって、岸くんの言葉はいつも哲学である。 どうにか紐解こうともがいても、彼は簡単にはその真意を探らせてくれない。プライベートの写真を載せながら「自分だけの宝物を見せちゃうみたいで、みんなと共有したくなかった。けど、見せる気になったので」…

岸優太が知ってる「私らしさ」と秋の幻

朝晩たっぷりと冷やされた、つんけんしたような澄んだ空気のなかに、ぼんやりとしたぬくもりの日差しが降り注ぐ秋の陽気が好きだ。歩き出して向かい風が吹けば晒された肌がひんやりするし、立ち止まって日差しを浴びていると身体はぼーっと熱くなる。 「Koi-…

平野紫耀をルーブル美術館に飾ろう

盂蘭盆がすぎて、めっきり涼しくなったような気がする。 蝉の鳴き声が変わり、突き刺すような日差しは鋭さを失った。向日葵は花弁を枯らし、吹き抜ける風はどこか肌寒くなった。夏の終わり、それは秋の気配とともに少しずつわたしたちに近づいてくる。そう、…

岸優太と16ミリフィルムの世界

映画好きの岸くんがこれまで「観た」と発言してきた映画をまとめてみました。個人的な映画の感想も含む。岸くんとの関連度を考慮して、上位のほうがおすすめ度高めです。 ☆以下、「観た」というか「好き」と公言しているので必見です 「ギルバート・グレイプ…

「岸くんの言葉には魔法がかけられている」

たとえば車窓に切り取られた雲の流れを眺めて心惹かれることがあるように、ふいに紡がれた「言葉」というものはその一瞬にしか生まれないからいつだって大切にしたくなる。 それが大切なひとの「言葉」ならなおさら。一言も聞き漏らしたくないし、発されたそ…

紫耀くんコラム①「守りたい」ひと

「守るのが好きで、人を。守りたがっちゃうんですよね」 「RIDE ON TIME」という密着ドキュメンタリー番組の第一夜。彼は幼い頃から見てきた景色をぼんやりと眺めながら、おぼろげなようすでそんなことを呟いた。 彼は常に「守りたい」の欲求がつよいひとだ…

「ラ・ラ・ランド」

古き良きミュージカル好きの私、MGM全盛期こそ世界の高度経済成長期! と思っている私が、とにもかくにもわくわくしながら観られました。これは文句なしの傑作。 出だし、快晴のハイウェイでの一曲「Another day of sun」。Overtureなのにめっちゃいい。「ウ…

「グリーンブック」

この映画に見るフランク・キャプラついて。 まずはこの映画は「或る夜の出来事」の友情版といえるんじゃないか、ということ。 どちらが右と言えばどちらかが左と言うし、どちらかが赤と言えばどちらかが青と言う。そんな反りの合わないふたりが8週間の旅を…

「その夜の侍」と岸優太

意外だな、と思った。岸くんが最近観た映画として「その夜の侍」を挙げたとき(18年夏秋ごろ)、"このひとってこんな映画も観るのか…"と思わず感服した。 「その夜の侍」予告編 七年前、映画館のスクリーンでこれを観た。(以下、アラサーがこの映画について記…

「君の名前で僕を呼んで」と永瀬廉

去年スクリーンで観た最高傑作は「君の名前で僕を呼んで」だった。 1980年代、北イタリアの避暑地で夏を過ごしていた17歳の少年エリオは、ひとりの青年と出逢う。芽生えた感情、はじめての経験。「17歳」という多感で非常に繊細な時期にある少年を、中性的な…

岸くんコラム① 「言わない」ひと

岸くんの言葉に関してコラムにしたいことはたくさんあるんだけど、たとえばデビューが決まった当時の心境を「これはね、正直な気持ちは言えないっすよ。正直には絶対言えない」って口にしたこと。 彼がデビューに関して積極的でなかったことは、他のひとの言…

「君の名前で僕を呼んで」

人懐っこく無邪気な17歳のエリオ、自信家な24歳の青年オリヴァー。 北イタリアの避暑地で彼らは出会う。はじめは単なる好奇心と社交辞令でオリヴァーに対する友情を抱くエリオ。しかし、それはしだいに、自分とは正反対のオリヴァーへの嫉妬心となり、やがて…

キンプリ 7月26日昼 ポートメッセ レポまとめ

キンプリ 名古屋 7/26昼岸くん挨拶名古屋の皆さんが、包み込んでくれるような優しくて温かい性格のおかげで…(楽しめました的なニュアンス)性格のおかげなのか。そうかそうか。約1万人のティアラの性格ひとくくり。笑— アラサーちゃん (@hrngkiksjniwc) 201…

岸さんが観た映画まとめ

↑ 岸くんが鑑賞済みと公言されている映画一覧 ↑ 鑑賞の詳細と映画オタクの私的な見解 https://hrngkiksjgiwc.hatenablog.com/entry/2019/08/11/222201岸くんが観たっていう映画、これまでせっせとメモっていたの羅列するだけでもこんなに……!うぅ~、好きが…