岸優太を哲学したい

映画オタクが岸くん沼にはまるとこんなことを考えますの典型

2020-01-01から1年間の記事一覧

秋の人へ送る拙いラブレター

岸くんは〝秋の人〟。そういう意識がわたしのなかに常にある。彼自身、自分のことを「夏男」と評している。悪くはない。確かにそうだ。彼の風貌、キャラクター、パブリックイメージが、ひたすらに「岸優太は夏男」だと言っている。まったくもってまことにそ…

「岸くんと私」 宇宙を漂う旅人の手記

私にとって、アイドルに恋することは宇宙を旅するようなものだ。アイドルとは壮大なロマンであり、果てなき夢に溢れ、未だ解き明かすことのできない謎を秘め、無限の魅力を持て余している。ひとたび彼らに惹かれてしまえば、たちまち強大なブラックホールに…

きしくんとみたい映画/その1

Duet6月号、岸くんが近況についてこう述べていた。「洋画を観るのが多いよ。今はマフィア系にハマってる」マフィア系・ギャング映画といえば、映画ファンはたいがいオールタイムベストに挙げるし、どんなに古くても今もなお色褪せない名作が数多くある。そん…

きしかい幸福論

まるで誰かのサプライズバースデイでクラッカーを鳴らす瞬間のように、「せーのっ」と声をひそめた岸くんは、少年のようにキラキラした目で周囲を見渡し大きく息を吸い込んだ。 「ハッピー、バースデイ!」 その後方、彼からすれば左後ろに、海ちゃんは立っ…

彼らは何者か? -「未満警察」に寄せた期待値

そもそもオリジナル版は「彼女が欲しいという不純な動機で夜の街に繰り出したところたまたま事件に遭遇し、意図せず真夜中の街をあちらこちらと駆けずり回ることになってしまった」という偶然によって引き起こされる若者ふたりの一夜を映したクライムストー…

俳優・岸優太に想いを馳せてしまった映画 ①

「fukushima 50」を観た。 佐藤浩市×渡辺謙主演!映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)予告編 2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、未曾有の事態を防ごうと現場に留まり奮闘し続けた人々の知られざる姿を描いた…

笑顔にさせるでもなく、笑顔にできるでもなく、笑顔を生み出すひと

「岸くんは、〝笑顔にさせる〟人でも、〝笑顔にできる〟人でもなく、〝笑顔を生み出す〟人なんじゃないかな」 「笑顔」がテーマである先日の少年倶楽部を見終え、私はふとそんなことを思った。 岸くんの周りは、いつだって笑顔に溢れている。彼らの微笑まし…

私に春をもたらす「なのはなイエロー」

彼の色は「ひまわりイエロー」と称されているけれど、私はこっそり、心のなかで「なのはなイエロー」と呼んでいる。髙橋海人くん。私にとって彼の存在はささやかな心の灯であり、誰よりも柔らかく私のの心を解きほぐしてくれる、まさに「春の歓び」みたいな…

エースが背負う「かばん」と、最年長が抱える「かばん」

「変化」は「お守り」のようなもの、と彼は言った。 デビューして一年。MOREで取り上げられた特集の見出しは「Change it! 変わり、変わらず、変わらせず」。自分たちでは変わることも、変わらないことも、恐らく全く意識できなかったであろう躍動の一年を経…

不器用なピューリタンに愛の言葉を

私にとって、岸くんの言葉はいつも哲学である。 どうにか紐解こうともがいても、彼は簡単にはその真意を探らせてくれない。プライベートの写真を載せながら「自分だけの宝物を見せちゃうみたいで、みんなと共有したくなかった。けど、見せる気になったので」…